宝くじ1等賞金7億5千万円に 上限を250万倍に引き上げ

記事によれば「総務省は21日、低迷する宝くじの売り上げ回復に向け、くじ1枚当たりの金額の100万倍までと定められている1等賞金の上限を250万倍に引き上げる方針を決めた。一般的な1枚300円のくじでは、上限が3億円から7億5千万円にアップし、前後賞も合わせればさらに高額な賞金が実現する可能性もある。引き上げは平成11年以来。」とのこと。

賞金の総額には変化がないのであれば宝くじの一枚辺りの期待リターンの値には何のインパクトもないのは明確である。

「射幸心ビジネス」というべきこの手の商売では、「大穴の額」や「ジャストス・スポット」に多額化させることで需要を喚起できることを知っている。射幸心をあおることで売り上げに繋がるのだろうが、これも一種の脳バイアスに思える。