金正日(キムジョンイル)氏、死去

他にも触れている人が大勢いるだろう。でも本日、金正日(キムジョンイル)氏死去のニュースを受け取ったことを記載しておこう。69歳だそうだが、すごい長生きしたとは言いいがたいない年齢だ。国家を独裁し、勝手気ままが許されるのだから、衣食住には不自由しないし、国内に怖いものもなさそうだ、というのが私の勝手な勘ぐりだ。なので、ストレスもなくもっと長生きしそうなものだが、意外と短命だった。不摂生や道楽のためかもしれないが。

中国が「大企業」とするなら、日本や朝鮮半島の国家は「中小企業」だ。資源や国土に恵まれているとは到底言えない。北朝鮮も「小国」ゆえの様々なプレッシャーがあったのかもしれないが、同情する気はないし、独裁方式に賛成は出来ない。ただ、「中小企業の経営」のため彼なりに奔走したのかもしれないなあということだ。そうした心労が父親より短命の69歳没になったのか、と少し思う。

あの国家がどうなるのかは私には全然分からない。交渉カード作りのため、日本を含めた周辺国にあれこれちょっかいと出すのかもしれないし、体制疲労から内部崩壊するかもしれないし、外貨誘致を求めて開国するのかもしれない。いずれも「あり」だろう。