「幸福度指標作成」という道楽

「幸福度指標」で最終案=130項目、有効性検討へ―内閣府 というニュースが目に付いた。どうやらこの珍妙な「ハッピー指数」の作成は「新成長戦略の一環」として閣議決定事項らしい。他にもっと政権実務的にやるべきことがありそうなのだが・・・。しかも、出来上がった「ハッピー度合い」が一体何を意味し、どんな成長戦略を示唆するのかさっぱり分からんが、現時点では少なくとも「おバカ道楽」にしか見えん。こんな道楽に貴重な予算をつぎ込むことこそアンハッピーな仕儀となるだろうに。そもそもそんなことを指数にせず、従来のような「世論調査」ではだめなんですかねえ?公約で述べた財政削減もろくすっぽできずに、なしくずしてきに消費税上げられてしまう方が国民は不幸な気がする。